思いの切れ端

伝えたいことがあった

伝えたいことがあるはずだった

君への言葉がいくつも

 

あの日交わした約束は

いつしか心の中で思い出へと

形を変えようとしてる

 

ずっとずっと忘れてしまいたかったんだ

でも本当は忘れたくなかった

確かに好きだった事を

 

僕の胸の底には一欠片の

思いの切れ端が引っかかったままで

時間はすべてを変えてしまうくせに

僕の気持ちは変わらない

 

 

伝えるはずだった

伝えられるはずだった

たった一言でよかったのに

 

二人の距離が離れてしまったのは

他でもなく僕のせいだと分かっている

自分で自分が許せないのさ

 

ずっとそばにいられると思ってた

繋いだ手を離したくなかった

それなのに僕は

 

僕の胸の底には一欠片の

思いの切れ端が沈んだままで

渡すつもりだった手紙はもう

ただの紙切れに姿を変えた

 

 

僕の胸の底には一欠片の

思いの切れ端が引っかかったままで

時間はすべてを変えてしまうくせに

僕の気持ちは変わらない